昨今のSEOにおいて注目を集めている概念が、「E-A-T」です。
「E-A-T」とは、「E-Expertise(専門性)」「A-Authoritativeness(権威性)」「T-Trustworthiness(信頼性)」の頭文字を取った物で、Googleの検索品質評価ガイドラインでは「ページ品質評価の最重要項目」に挙げられています。
まず、「E」の専門性ですが、これは当該サイトもしくはWebページが、その分野における専門的な情報を提供できているかという意味です。
サイトおよびWebページがある分野において専門的であれば、権威性および信頼性が保証されていると判断され、Googleからも評価されやすくなります。
次に、「A」の権威性ですが、これは他者から信頼されている発信者であるかどうかという意味です。
この権威性は、被リンクの数と質から測られるとされています。
例えば、一般人に「あなたは風邪をひいている」と言われるよりも、医師から同じことを言われたほうが納得できるでしょう。
Webサイトも同じです。
他のサイトから多くのリンクを貼られているサイトは、その分良質な情報が含まれていると解釈され、Googleからの評価が高くなります。
いろいろな文章に引用されている論文が、高い評価を受けているのと同様の理屈です。
そして、「T」の信頼性ですが、これはサイトの訪問者がその情報を信用できるかという意味です。
権威性と類似した物のように思えますが、例として政府が発表しているデータと、匿名のサイトが発表しているデータでは、いろいろな機関と連携してしっかりした方法で統計をとっている政府のデータのほうが信頼できるでしょう。
これは少々極端かもしれませんが、どんな人がどういった情報をベースにサイトの記事を作っているのかを示すのは、とても大切なことです。
また、信頼性には情報の鮮度も関わってきます。
ですから、常に最新の情報を得るように心掛けましょう。