経営コンサルティングの口コミを集めている私が渋谷区内のシェアオフィスで学んだ、記事の構造とSEOライティングのコツ6選
記事の構造
記事の構造は以下のようになります。
・タイトル
記事の中で最重要!ユーザーはタイトルで記事を選ぶため。
・導入文、ディスクリプション
タイトルの次に重要!導入文が魅力的でないと、読者が離脱してしまうため。
・見出し
見出しによって何が書いてあるかわかる。大見出し、中見出し、小見出しがある。
・本文
要点・結論→理由→具体例(省略可能)→要点・結論の順番に書くと分かりやすい。
・URL(パーマリンク)
URLとは、Webページの場所を示す「アドレス(住所)」のこと。
(パーマリンクについてはコツ6選の中で説明します。)
SEOライティングのコツ6選
記事の構造を踏まえたうえで、それぞれのポイントとなる6つのコツをまとめていきます。
① SEOキーワードを入れるべし!
② 文字数を意識すべし!
③ 見やすさ、分かりやすさを重視すべし!
④ 文中に共起語を含むべし!
⑤ 専門性が高い内容にすべし!
⑥ 独自性が高い内容にすべし!
①SEOキーワードを入れるべし!
SEOキーワードとの関連性が高い記事はページに統一性が生まれるので、ユーザーや検索エンジンの評価も高まります。
●タイトル
選定したSEOキーワードを完全一致で必ず入れるようにしましょう。これは最優先事項です。
ただタイトルにキーワードを含めればいいのではなく、自然に折り込むことが大切です。
同じキーワードを2回以上繰り返したり複数のキーワードを入れ込んだりすると、SEO的には逆効果となります。
●導入文、ディスクリプション
導入文…記事の導入部分にくる文章
ディスクリプション…検索エンジンのタイトルの下に表示される説明文
導入文、ディスクリプションにも必ずSEOキーワードを入れてください。この時にできるだけ SEOキーワードを前のほう(できれば最初の一文)に設置するのが基本です。
ただし、キーワードを前の方に入れることを意識しすぎて、不自然な文章にならないように気をつけましょう。
●見出し
見出しにSEOキーワードを入れることは、次の2つの意味で大切です。
・検索エンジンが見出しを重視しているため
・執筆している時に自然にキーワードに関連するようになるため
見出しにキーワードを含めることによって、文章の中に自然とキーワードが織り込まれ、かつキーワードと関連性が高い文章になります。見出しや文章の中にキーワードを詰め込みすぎることや不自然に入れないように注意をしながら、SEOキーワードを含めましょう。
●パーマリンク
パーマリンクとは、WEBサイトのページごとに設定しているURLのサイト名の次にあるファイル名のことです。
http://×××.com/permalink/
自分で決めることができるパーマリンクは、次のようにするとSEO効果があります。
・SEOキーワードを英語表記にする
・単語と単語の間は -(ハイフン)で区切る
・できるだけ短くする
日付やランダムな数字や文字の羅列ではなく、一目で「何に関してのコンテンツか分かるパーマリンクを設定しましょう。一目でコンテンツの内容がわかるパーマリンクの方が、クリック率も上がり、より多くの集客を見込めます。
※SEOキーワードを入れる際に注意したい点は、キーワードの使用は重要ですが、過度の使用は「過剰SEO」とされ、サイト評価が大きく下がることがあるということです。
一般的には、「1コンテンツにキーワード出現率5%が最適」と言われているので、必要最低限の量を意識すると良いでしょう。キーワードの出現率がわかる以下のようなツールがあるので、ライティング完了後に確認をしてみましょう。
参考ツール:キーワード出現率チェック(ohotuku.jp/)
②文字数を意識すべし!
●タイトルは「43文字以内」
Googleの検索結果一覧ページのタイトルの表示可能文字は、
PC…30〜32文字
スマホ…43文字
ですが、スマホでの検索がメインのため、43文字を意識すると良いでしょう。
タイトルが長すぎると途切れて表示され、ユーザーが見たときに何の記事か分かりません。
SEOキーワードが自然に入っていて、かつユーザーの目に留まる短めのタイトルは、記事全体の価値を高めます。
●ディスクリプションは「80~120文字」
ディスクリプションの表示可能文字は、
PC…120文字前後
スマホ…70〜80文字が平均
であるため、80字〜120字までが最適です。
●記事全体の文字数は「目安としては約3,000~6,000文字」
記事は文字数が多ければ良いわけではないです。上位表示されている記事は、文字数が多いから上位にあるのではありません。検索キーワードに関する情報の網羅性が高く、かつユーザーに対して適切な答えを提供しているため、上位表示されているのです。
クライアントから依頼される文字数は平均的に3,000〜6,000文字です。
無駄に長い文章ではなく、ユーザーの悩みを解決できるようなライティングを心がけましょう。
③見やすさ、分かりやすさを重視すべし!
冒頭でも述べたとおり、SEOライティングのコツの大前提は、
・読みやすく、ユーザーの悩みが解決できる文章
・ユーザーと検索エンジン両方にとって分かりやすい文章
を作ることです。
見やすく分かりやすい記事にするため、それぞれのポイントを抑えておきましょう。
●タイトル
・ユーザーがまず知りたい答えを提示する。
・タイトルにできるだけ数字を使う。
・タイトルに具体例を入れる。
・記事の内容をまとめる。
・誇大表現をしない。
ユーザーにとって「この記事は読んでみたい」と思えるようなわかりやすいタイトルの記事は、
内容もわかりやすいと判断されるので大切です。
●導入文、ディスクリプション
・抱えた問題を解決できるコンテンツであることを感じさせる。
・記事の読み始めで、続きが読みたくなるような印象を与える。
読者がタイトルの次に見るため、魅力的な導入文で惹きつけ、読者が離脱してしまうことを防ぎましょう。
●見出し
・タイトルと関連した見出しにする。
・見出しを見ただけで、本文に何が書かれているか分かるようにする。
・最初の見出しに記事の結論を述べる。
見出しはタイトルの次に検索エンジンが注目する部分です。上手に見出しの構成を選べば記事全体が整然となります。
●本文
・一文は短くする。
・同じ語尾を避ける。(「ます」「です」だけでなく「しましょう」や「体現止め」など)
・2,3行程度での適度な改行を心がける。
・箇条書きを使う。
・漢字を少なくする。
・数字や英語は半角で書く。
・文字にメリハリをつけて、太字や下線、色付けなど装飾をする。
・曖昧表現を多用せずはっきりと言い切る。
・「この」「その」などの代名詞は、名詞に置き換える。
(Googleの検索エンジンは、代名詞が何を指しているのかを人間のように正確に理解できないため)
・画像やイラスト、表などを使う。(文字ばかりの記事は読みにくいため)
・専門用語を多用しない。使用する場合は注釈や、用語解説ページへのリンクを設置する。
④文中に共起語を含むべし!
共起語とは、対策キーワードと一緒に出てきやすい語句のことを指します。
例えば、「SEOライティング」の共起語を調べると「タイトル」「見出し」「検索エンジン」などの語句がヒットします。
このような共起語から、ユーザーの検索意図を導き出せますし、検索エンジンにもキーワードとコンテンツの内容の関連性を認識してもらいやすくなります。
共起語が検索できるツールもあるので、ライティングをする際は不自然にならない程度で積極的に使っていきましょう。
⑤専門性が高い内容にすべし!
専門性は、コンテンツの独自性のみならず信憑性にも関わる重要な評価ポイントです。例えば医師監修、栄養士監修の記事は、専門家の知識あってのものなので、信憑性が高いものとして評価されます。記事を参考にする際、そのテーマの専門家や権威のある方が書いた文章の方が、安心、信頼できることは言うまでもありません。
また、関連する記事が多ければ多いほど、そのサイトはより専門的となるため、サイトとしての価値がさらに高まっていきます。
⑥独自性が高い内容にすべし!
SEOライティングを行う際には、ターゲットキーワードでの検索結果を基にコンテンツの構成を考えていきます。しかし、上位記事とほとんど同じようなコンテンツになってしまうのは避けなければなりません。Googleはコンテンツを評価する際に「独自性」も参考にするのです。
もし、競合ページとほぼ同じコンテンツを作成した場合、Googleにコピーと判断され、ペナルティの対象となってしまう可能性もあります。 自分の視点や体験談など他の記事にはない独自の内容を適切に盛り込むことで、その記事にしかないオリジナルティが加わることになりユーザーの満足にも繋がります。
ただし、独自性を意識しすぎてキーワードから内容が離れていってしまうのも危険。あまりにキーワードから離れたトピックが多くなってしまうと、メインとなるトピックがぼやけてしまいます。
そのキーワードで検索したユーザーが求めている情報よりも、他の情報が多くならないよう注意しましょう。
まとめ
SEOライティングについて6つのコツを中心にお伝えしました。
さまざまなポイントはありますが、ライティングをするうえで常に念頭に置きたいのは、「分かりやすく、読みやすく、ユーザーの知りたいことが知れる記事にすること」です。また、+αで知りたいこと以上のことが知れたり、読んだあとに何をすればいいのか分かったりすれば、よりユーザーの心をつかめます!
コツをうまく使うことで、たくさんのユーザーの心をつかめるような記事を目指しましょう。