現在Amazon、楽天、メルカリに代表されるECサイトを活用した転売ビジネスは過去最高といえる活況を見せています。しかし、これらのECサイトを介した転売ビジネスは参入障壁が低く、ノウハウが周知されており、すでにレッドオーシャンと言える状況にあり、新規参入は厳しい状況にあります。
このような状況下で、eBayを活用した輸出ビジネスは、参入者が少なく、新規参入のチャンスが残っていると言えます。
eBayのメリットとして、『世界中の顧客に商品を販売できる』、『国ごとの価格差で利益を狙える』、が挙げられます。
デメリットとして、『基本的に英語を使用する』、『頻繁にあるポリシー(規則)変更への対応が必要』、『為替相場の変動の影響を考慮する必要がある』があります。
しかし、これらのデメリットが参入障壁を高くし、新規参入が少ない状況を作り出しているとも考えられます。
eBayを利用する上で一番の課題となるのが英語です。
しかし、eBayで使用する英語は、サイト上やメール上で使用するため、Google翻訳等のソフトウェアを活用することでこの問題は解決できます。
また、関連書籍やインターネット上には、出品する際に使用できる文章のテンプレートが紹介されており、これらを活用することで出品作業を容易にできます。
eBayで輸出を始めるには
1.eBayで何か商品を購入し取引全体の流れを掴む
2.利益を度外視して不用品を出品し、出品作業に慣れることに加え、セラーとしての評価を上げる
3.利益の出る商品をリサーチしてそれらを仕入れ、出品する
の手順をお勧めします。
この手順を踏むことで、少ない初期投資額で低リスクにeBay輸出に必要な経験を蓄積できると思います。
本記事をまとめると、Amazon、楽天、メルカリ等の国内ECサイトを利用した転売ビジネスは利益幅の大きい商品は多数の出品者がおり、在庫を抱えることを避けるため、価格競争に巻き込まれ利益を失いやすいリスクがあります。
eBay輸出は、現在は参入者の少なくチャンスを秘めたビジネスモデルといえるので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。